イラン革命防衛隊、「イラン南東部でテロ集団の潜伏住居を破壊」
イランイスラム革命防衛隊が、同国スィースターンバルーチェスターン州で発生した、自爆テロ攻撃の実行因子の住居複数を突き止め、破壊したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、イスラム革命防衛隊は情報を公開し、「我が国の治安部隊が17日日曜夕方、作戦により、スィースターンバルーチェスターン州のサラヴァーン市とハーシュ市内で、最近発生した自爆テロ攻撃事件の実行犯の一部が潜伏する複数のチームアジトを突き止め、これらを破壊するとともに、ここに潜んでいたテロリストを逮捕した」と表明しました。
また、「今回の作戦で、テロリスト3人が逮捕されたほか、使用可能状態にある爆発物150キロ、製造中の爆発物600キロ、そして他に武器弾薬が押収された」としています。
さらに、「逮捕されたテロリストらは、最近イラン南東部スィースターンバルーチェスターン州の街道上で発生したテロで使用された車両を準備、後方で誘導、支援していた」とし、「この犯罪の実行組織の中枢に断固たる報復を行うため、手がかり究明に向けて当防衛隊の作業が続いている。パキスタン政府や軍の協力を得てより迅速に作業が進むことが期待される」としました。
今月13日、スィースターンバルーチェスターン州で、イランの国境警備隊員を乗せたバスが自爆攻撃され、隊員27人が殉教、13人が負傷しました。
なお、今回のテロに関してはテロ組織ジェイショルゾルムが犯行声明を出しています。
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