2月 27, 2019 19:52 Asia/Tokyo
  • イラン外相が続投
    イラン外相が続投

辞意を表明していたイランのザリーフ外相が、同国のローハーニー大統領が辞任を認めなかったため、任務を続行する旨を表明しました。

ザリーフ外相は27日水曜、インスタグラムにおいて「外交政策の推進の責任者、並びに国際舞台におけるイラン国民の権利や国益を守る先鋒として、外務省の権威と外交政策の向上以外に興味はない」と語りました。

また、「イラン外務省が全ての人々の共感や協力、そしてイスラム革命最高指導者や大統領の監視と洞察力をもち、自国の全ての体制責任者が憲法の枠組みにそって、堅実に体制の全ての政策や国内法を実践するよう希望する」と述べました。

ザリーフ外相は25日月曜、インスタグラムで辞任の意向を示していました。

これに対し、ローハーニー大統領は27日水曜、ザリーフ外相に書簡を送り、同外相の辞任表明に対し、辞任を受理することは国益に反すると翻意を促しました。

また、「イラン外相は、アメリカの全面的な圧力に対峙する最前線にある。外相がこの数ヶ月間、地域・国際レベルでのアメリカの陰謀に巧みに対抗してきたことは、注目に値する」と高く評価しました。

さらに、「シオニスト政権イスラエルといった、イラン国民の敵がザリーフ外相の辞任表明に歓喜したことは、同外相の成功の証である。同時に彼が続投すべき最大の理由でもある」とし、「ザリーフ外相には、これまで通り自信を持って着実に自らの政務を継続してもらいたい」と語りました。

 

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