故イラン人女性数学者を記念する「女性と科学」フェスティバルが閉幕
4月 22, 2019 17:11 Asia/Tokyo
イランの女性数学者、故マルヤム・ミールザーハーニー氏を記念した賞を授与する、第2回「女性と科学」フェスティバルの閉会式が、イランのジャハーンギーリー第1副大統領が臨席する中、テヘラン大学で開催されました。
IRIB通信によりますと、このフェスティバルはイラン人女性の輝かしい才能を発掘、支援する目的で開催され、第2回となる今回の式典において、学術、文化、社会の分野で優秀な実績を挙げた女性18人が表彰されました。
国を挙げてのこのフェスティバルは、プロジェクトや発明、国際的な学術交流や著作、論文の執筆を含む学術分野、及び雇用創出、社会活動、文化ボランティア、イラン・イスラム文明の伝播における女性の優れた貢献といった、文化・社会分野に焦点が当てられています。
故マルヤム・ミールザーハーニー氏は、イランの数学者でアメリカ・スタンフォード大学の教授職あった2014年、「リーマン面とそのモジュライ空間の力学と幾何学に関する顕著な業績」が評価され、数学界のノーベル賞とも言われるフィールズ賞を女性として初めて受賞しました。その後乳がんのため、4年間の闘病生活の後、2017年7月15日に死去しました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ