イラン国会議長、「イラン国民はアメリカを後悔させる」
4月 28, 2019 17:49 Asia/Tokyo
イランのラーリージャーニー国会議長が、「イラン国民は抵抗により、アメリカの政府関係者を後悔させるだろう」と語りました。
IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー議長は28日日曜、テヘランで開催されたある国際会議において、アメリカのトランプ大統領の行動に言及し、「トランプ大統領は、自分の取っている行動がアメリカの利益になると思い込んでいるが、それは逆にアメリカに対する世界の不信感を高めることになった」と述べています。
また、核合意や気候変動対策に関するパリ協定をはじめとした、一部の国際条約からアメリカが離脱したことに触れ、「残念ながら、EUはこれらの国際合意を支持し、維持するために必要な力がないことを示した」と語りました。
さらに、「アメリカの核合意離脱とイランの核問題は、国際的な協定や約束事に対するアメリカの違反や不履行の代表例だ」とし、「イランは決して、核合意に関してヨーロッパ側による具体的な行動を見たことはない」と語っています。
ラーリージャーニー議長はまた、「イスラム世界は、過激派やタクフィール派に苦しんでいる」とし、スリランカでの最近のテロ事件や、サウジアラビア当局による市民37人の斬首刑の執行について警告しました。
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