イラン石油相、「イラン産原油の代替物はない」
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イランのザンゲネ石油相
イランのザンゲネ石油相が、「わが国の原油輸出を完全に停止させることは、アメリカとわが国の2つの近隣国の希望ではあるが、それは実施不可能だ」と語りました。
アメリカ政府は先月22日、イラン産原油の輸入国に対する制裁適用除外措置をこれ以上更新しない旨を発表しています。
アメリカのポンペオ国務長官は、記者会見において、「サウジアラビアとUAEアラブ首長国連邦は、対イラン石油禁輸制裁を原因とした世界市場での石油の供給不足を補うと約束した」と表明しました。
IRIB通信によりまずと、ザンゲネ大臣は1日水曜、テヘランでの第24回国際石油・天然ガス・製油・石油化学見本市の開幕式において、「イランは、地域のいずれの国とも敵対していないが、わが国の2つの近隣国が声明を発表し、自らの可能性を誇張して市場におけるイラン産原油の場を掌握しようとしている」と語っています。
また、「いずれの有識者も、この2つの国が原油分野の自らの可能性や備蓄量を誇張していることを周知している。このため、見せ掛けの演技や心理面での揺さぶりでは、わが国の石油の抜けた穴は埋まらないだろう」と述べました。
さらに、「わが国はこれまでに、決して石油を政治的な手段として利用したことはない」とし、「石油を政治的な手段として利用した国はいずれも、それによる結果を受けるべきだ」としています。
ザンゲネ大臣はまた、OPEC石油輸出国機構の将来について懸念を示し、「イランは昔からOPECとそれ以外の産油国との協力を追求してきているが、石油を武器として利用し、OPECの創設国である2つのメンバーに歯向かう行動を取るメンバーは、この組織を破壊させることになる」と語りました。
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