イラン外相が、米大統領の東京での発言に反応
イランのザリーフ外相が、アメリカのトランプ大統領の東京での発言に反応しました。
アメリカのトランプ大統領が、27日月曜、訪問先の東京で安倍総理大臣と共同記者会見し、イランの政府関係者と対立解消に向け協議する用意があると表明しました。
トランプ大統領はこの記者会見で、「アメリカとイランの協議開始に当たって日本がその仲介役となる可能性はあるか」との記者団の質問に答え、「日本は、イランと良好な関係にある。これに関してプラスの役割を果たす事ができる」と述べました。
また、「自分はイランとの協議に関して何の問題もない。イランがアメリカとの協議の意向を持っていると信じている。もしイランの政府関係者に協議の意向があれば、アメリカ側も協議したい」と語りました。
イランのザリフ外相は27日、わが国は核兵器を求めていないとの考えを示しました。
ザリフ外相はツイッターで「最高指導者のハーメネイー師はずいぶん前に、ファトワ(教令)で核兵器の追求を禁じている。Bチームによる経済テロはイラン国民を傷つけ、地域の緊張を引き起こしている」と述べました。
ザリーフ外相はこれに先立ち、「ボルトン補佐官、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド皇太子、そしてアラブ首長国連邦のビン・ザーイド皇太子で構成されたBチームは、アメリカを対イラン戦争に引き込もうとしている」と述べていました。
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