駐日イラン大使、「安倍首相のイラン訪問は、日・イ関係の転換点」
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ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使
ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使が、安倍首相のイラン訪問に触れ、「今回の訪問は、非常に重要な両国関係における転換点である」としました。
ラフマーニーモヴァッヘド大使は9日日曜、インタビューの中で、「わが国と日本の関係は、歴史的で良好な関係に基づいている。安倍首相の今回のイラン訪問は、二国間協力の促進と拡大にこの関係を活用するまたとない機会だ」と語りました。
また、「今回の訪問の最重要目的は、政治、経済、文化などあらゆる分野での二国間関係の拡大である。加えて地域・国際問題も提起されるだろう」と述べました。
さらに、今回の訪問がアメリカとイランの間の仲介を目的に実施されると報じた一部のメディアに反応し、「この度の安倍首相のイラン訪問は、わが国のローハーニー大統領の招待に応える形で行われる。だが、緊密な日米関係および、それがちょうど地域の現状と重なったことから、このような憶測が強まった」と説明しました。
ラフマーニーモヴァッヘド大使はまた、「日本は、イランおよびアメリカの両国と良好な関係にある。イランの基本原則は地域での平和と安定、緊張緩和であり、このため地域での緊張緩和や安全、安定の回復につながるあらゆる努力を歓迎する」と語りました。
安倍首相は12日水曜、イランを訪問する予定ですが、日本首相がイランを訪問するのは実に41年ぶりとなります。
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