6月 12, 2019 23:16 Asia/Tokyo
  • 笑顔で握手を交わすザリーフ外相と河野外相
    笑顔で握手を交わすザリーフ外相と河野外相

イランのザリーフ外相が、イラン国民に対するアメリカ政府の経済戦争をテロと指摘し、「イランは日々、アメリカによるプロパガンダと憎悪に直面している」と述べました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は12日水曜、テヘランで河野太郎外相と第1回目の会談に臨み、「イランはこの厳しい状況の中、国民の福祉と快適さを求めている。その一例として、石油に頼ることのない予算や政策の見直しなどを行っている」と語りました。

そして、イランと日本との長年にわたる関係、そして今年90周年を迎えた外交関係を指摘し、日本は政治、経済、文化の分野でイランの同胞でありパートナーだと述べました。

また、河野外相もこの会談の中でイラン訪問に対する満足の意を表明し、「友好国としての安倍首相のイラン訪問は歴史的なものだ」と応じました。

さらに河野外相は、「イランは地域の大国」とした上で、「重要な西アジア地域では緊張が少ないことがすべての国の利益となる」としました。

イランと日本の外相同士の会談は12日、2ラウンド開催されました。

ザリーフ外相と河野外相の会談

 

なお、安倍晋三首相は、イランの政府高官と会談を行うため、高等使節団を率いて12日夕刻テヘラン入りしました。

テヘランのメフラバード国際空港に到着した同首相は、ザリーフ外相の出迎えを受けました。

 

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