イラン革命防衛隊総司令官、「対イラン制裁は、イランの学術的発展が理由」
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サラーミー司令官
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「西側諸国がイランに対し制裁を行使しているのは、軍事力のためではなく、イラン国民の学術的発展を阻止することが目的だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、サラーミー司令官は8日月曜、イラン北東部の都市マシュハドにおいて、「西側諸国がイランに制裁を行使しているのは、核兵器獲得の阻止ではない。それは彼ら自身が、我々が核兵器生産を狙っていないことを熟知しているからであり、彼らの狙いは学術の発展を阻止することにある。というのは、西側諸国は学術知識が国民の力の中軸であることを、身をもって体験しているからだ」と述べています。
また、「敵は、我が国のイスラム革命最高指導者の教令に照らし、核兵器が体制の計画において何の位置づけもないことを認識している。イスラムは決して、大量破壊兵器の製造を許さない。なぜなら、イスラム関係の資料によれば、1人の人間を救うことは全人類を救うことであり、1人を殺めることは全ての人々を殺めることに等しい、とされているからだ」としました。
さらに、「最高指導者のハーメネイー師は我々に対し、進歩発展のためには知識を得るべきことを教えている。近年において我が国の核科学者数名が暗殺されたことも、敵が我々の学術面での進歩に対抗していることを物語っている」と語っています。
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