7月 10, 2019 17:50 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、「アメリカは、イランの反体制テロ組織モナーフェギン(MKO)と密接に協力している」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は9日火曜、「テロと国際的な組織犯罪の関係」をテーマとする安保理会合において、「イランはテロや国際的な組織犯罪の犠牲国だ」とし、「テロ組織モナーフェギンは一部の地域諸国や西側諸国の支援を受けている。イラン国内での破壊・かく乱工作を目的に、アメリカの情報機関と密接に協力している」と述べました。

また、「イランは国際犯罪組織やテロ組織の活動の犠牲国であると同時に、こうした組織との戦いにおける先進国だ。これまでわが国の大統領や首相、司法府長官や統合参謀本部副議長などを含む市民1万7161人、国会議員27人、核科学者4人が暗殺されている」としました。

さらに、「アメリカは、モナーフェギンをテロ組織リストから除外して彼らを匿っている。また同国の情報機関も彼らとの密接な協力により、イラン国内での破壊・かく乱工作に向けた陰謀に手を染めている」と非難しました。

タフテラヴァーンチー大使はまた、テロ組織の脅威に言及し、テロ組織ISISとの戦いにおいてイランがイラクやシリアと協力していることに触れ、「イランがこれらの国に駐留するのは、各国の合法政権からの要請によるもので、テロと戦うイランの活動の代表例となっている」と述べました。

そして、麻薬密輸組織との戦いにもイランが顕著な役割を果たしていることを指摘し、「2017年における世界の麻薬摘発全体の39%以上がイランによるものだった。このことから、イランは世界における麻薬対策の筆頭国となっている」と強調しました。

 

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