7月 20, 2019 20:06 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のムーサヴィー報道官
    イラン外務省のムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「アメリカ側からの協議要請は、最大限の圧力行使というアメリカの反イラン戦略を完結させるための戦術に過ぎない」と語りました。

ムーサヴィー報道官は、20日土曜発行のレバノンの新聞アルアフバールのインタビューの中で、「アメリカによる核合意離脱、ヨーロッパ諸国への核合意離脱の強要、段階的な対イラン制裁の行使、国連安保理決議2231への違反、そしてこの1年間に見られたアメリカのほかの破壊行為、これらが要因となって、イランはアメリカからの協議要請を拒否している」と述べました。

また、「イランは今後も、核合意の責務縮小プロセスを継続する」とし、「イランは常にヨーロッパ側に対し、アメリカの核合意離脱とヨーロッパがこの合意維持に真剣ではないことに起因する、世界規模での核合意崩壊の悪影響について警告してきた」としました。

さらに、西アジアの最新情勢について、「この地域における外国軍の駐留拡大は、衝突の危険を高める」と語りました。

そして、不可侵条約の締結という近隣のアラブ諸国に対するイランの提案にも触れ、「西アジア諸国が自らこの地域の治安を確保すべきだ」と述べました。

最後に、「イランは決して開戦国にはならない」と強調し、「イランは自らの領土保全を守り、アメリカの行動に必ず対抗する」としています。

 

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