7月 22, 2019 22:43 Asia/Tokyo
  • 最高指導者のハーメネイー師と会談するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの高等使節団
    最高指導者のハーメネイー師と会談するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの高等使節団

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「抵抗なしに勝利は得られず、神の絶対の約束に基づき、パレスチナ問題は確実にパレスチナ国民とイスラム世界を利するものとなって終結する」と語りました。

ハーメネイー師は22日月曜、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部らで構成される高等使節団と会談し、パレスチナ問題をイスラム世界の最重要課題だと指摘、「パレスチナがイスラム世界の動向の中心にあるように、ハマスもパレスチナの動向の中心をなしている」と述べました。

また、ガザ地区やヨルダン川西岸の住民の抵抗を勝利の吉報だとし、「イランは、パレスチナ問題に関して世界のいずれの国にも遠慮することはない。それは、パレスチナ問題が宗教・信条上の問題だからだ」としました。

さらに、「サウジアラビアなど、アメリカに追従する一部の国がパレスチナ問題から距離を置いているのは軽率な行為だ。なぜなら、彼らがパレスチナを支持していたなら、アメリカからの利権獲得が可能となっていたからだ」と語りました。

そして、パレスチナの処遇をめぐる「世紀の取引」という背信的な計画にも触れ、「この種の危険な陰謀の目的は、パレスチナの若者や人々からパレスチナ的なアイデンティティを奪うことにある。だが、金銭によってパレスチナ人のアイデンティティを喪失させることを許してはならない」と述べました。

最後に、「さほど遠くない時代、パレスチナ人は石をもって抵抗していた。だが現在、石ではなく命中精度の高いミサイルを使用し、これには発展の感慨を覚える」としました。

ハマスのアルアールリー政治副部長もこの会談で、イランによるパレスチナ国民への支持に謝意を示し、「イランに関する敵対行為はすべて、事実上パレスチナや抵抗に対する敵対行為に等しい」と語りました。

 

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