イラン政府報道官、「英タンカーの拿捕は合法的措置」
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イランのラビーイー政府報道官が、「わが国が、ホルモズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したのは、地域の環境やこの航路の安全保障が目的だった」と述べました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 23, 2019 20:18 Asia/Tokyo
  • ラビーイー政府報道官
    ラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、「わが国が、ホルモズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したのは、地域の環境やこの航路の安全保障が目的だった」と述べました。

今月19日、イランイスラム革命防衛隊が、同国南部ホルモズガーン州航行・港湾機関の要請を受け、イギリスのタンカー「ステナ・インペロ」を拿捕し、その理由をホルモズ海峡で漁船と衝突したこと、自動船舶識別装置の電源を切っていたこと、同海峡での廃棄物放流等としていました。

ラビーイー政府報道官は22日月曜、テヘランで記者会見し、「問題のタンカーは、GPS装置の電源を切った状態でホルモズ海峡に入り、再三の警告を無視したことから、地域の環境およびホルモズ海峡の航路の安全保障を目的としたイラン側の行動に遭遇した」と説明しました。

英タンカー

また、「イギリスはイランに対し、自国の航路の安全保障に関してわずかな過ちであろうと黙認することを期待してはならない」とし、「イラン側の措置は決して報復的なものではなく、正当で合法的なものだ」と強調しました。

同報道官は、さらにイラク首相のイラン訪問とアメリカとイランの間の仲裁に関して、「イランを訪問する友好国はいずれも地域の緊張緩和を望んでいる。だが、ある国がイランとアメリカの仲介をしようとしていることは議題にはない」と語りました。

 

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