イラン北東部マシュハドで、ナイジェリアのシーア派指導者を支持する集会
7月 24, 2019 16:08 Asia/Tokyo
イラン北東部マシュハドにあるフェルドウスィー大学で23日火曜、大勢のイラン人学生がナイジェリア・イスラム運動の指導者ザクザキ師を支持する集会を開催しました。
イルナー通信によりますと、学生たちはスローガンを唱えてナイジェリアでのザクザク師およびその支持者への暴力行為を非難し、ザクザキ師の釈放と同師への医療措置を求めました。
ザクザキ師夫妻は2015年12月13日、ナイジェリア’・ザリア市にある宗教施設が政府軍に襲撃された際に身柄を拘束されました。
ナイジェリア軍はザクザキ師の逮捕当日、同師の自宅や宗教施設前に集まっていた群衆に発砲、この中でザクザキ師の息子を含む数百人が殉教しています。
ナイジェリアの高等裁判所は2016年12月、ザクザキ師の即時釈放判決を下し、同国の治安機関と政府軍に対してザクザキ師の家族に賠償金15万ドルの支払いを言い渡しました。
しかし、政府軍と治安機関はこの判決を無視し、ザクザキ師の拘束を続けています。
ザクザキ師の家族に近い情報筋は、「ザクザキ師の健康状態が思わしくないため、同師の即時釈放を求めている」と発表しました。
ナイジェリア・イスラム運動は最近、「ザクザキ師は刑務所内で政府軍により毒殺された」との表明を行っていましす。
この数ヶ月、ナイジェリアの人々は、国内各都市で抗議デモを繰り返し行い、ザクサキ師の釈放を求めていますが、デモ集会はその都度、治安部隊によって弾圧されています。
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