イラン国会議長、「パレスチナ支持はイスラムの義務」
7月 24, 2019 17:58 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー議長とアルアールリー副部長
イランのラーリージャーニー国会議長が、イランはパレスチナを支持することをイスラムの義務と捉えているとし、「パレスチナの敵を後悔させる唯一の方法は抵抗である」と語りました。
イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は23日火曜午後、パレスチナイスラム抵抗運動・ハマスの政治副部長サーレヘ・アルアールリー氏とテヘランで会談し、イランの政策は常に抑圧されたパレスチナの人々を支援することだと語りました。
そして、“世紀の取引”計画は最初から失敗していると述べ、「数カ国の反動的なアラブ諸国を除き、いかなる諸国もこの問題を深刻に受け止めていない」と語りました。
一方のアルアールリー副部長もまたこの会談で、アメリカの世紀の取引計画の枠組みに言及し、「このプロジェクトの概要は、イスラエルに有利なようにパレスチナ問題を解決することだ」としました。
“世紀の取引”とは、アメリカが提案する新しい計画で、パレスチナの人々の権利を排除することを目的としており、サウジアラビアとアラブ首長国連邦を含む数カ国のアラブ諸国との協力により作成されました。
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