イラン国会議長、「アメリカがイランとの軍事衝突に突入する可能性は低い」
8月 06, 2019 20:04 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、アメリカがイランに打撃を与えた場合、自ら包括的な損害を受けることになるだろうと強調し、「米政府高官らがイランとの軍事衝突に突入するほど軽率だとは考えにくい」としました。
イラン国会通信によりますと、ラーリージャーニー議長は6日火曜、「一部の人は、アメリカがイランとの戦争を追求していると考えている」とし、「シオニスト政権イスラエルと一部の地域諸国がアメリカをイランとの戦争に向かわせる可能性はある。だが、アメリカの政府高官らはこうした行動に出るほど軽率だとは考えられない」と述べました。
また、「アメリカは、イランとの衝突に踏み出せば、自ら弊害を受けることを把握している」とし、「アメリカは、イランの石油輸出をゼロにすることにおいても成功できなかった」と指摘しました。
ラーリージャーニー議長はさらに、アメリカがイラン外相を制裁対象に加えたことに触れ、「ザリーフ外相が制裁対象とされたのは、ザリーフ外相が国際舞台でアメリカの誤った行動を暴露する役割を果たしていることによる」との見解を表明しました。
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