初の業績(32);ナノ技術
8月 14, 2019 20:20 Asia/Tokyo
ナノ技術の概念は1959年、アメリカの物理学者リチャード・ファインマンにより初めて提唱されました。
ナノテクノロジー (nanotechnology)という用語は、1974年に谷口紀男教授が提唱したとされています。また、1991年にはアメリカで初めて、分子ナノテクノロジーの分野での博士号プロジェクトが企画されました。
それから10年後の2001年には、初めてテヘランでナノ技術関連の国家規模の会合が開催され、イランが国として初めてこの分野に注目を向けることとなりました。
2003年には、ナノ技術特別本部が創設され、イラン国内で初めてナノ技術という概念が出現することになります。それ以来2017年まで、イランはナノ技術の分野での研究件数の点で世界で4位、イスラム世界では首位となっています。
これによりこれまでの時代を通して初めて、イランは国家としての学問順位で最高位に上り詰めたことになります。
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