イラン副大統領が、国際航路の安全保障と安定の必要性を強調
8月 12, 2019 17:20 Asia/Tokyo
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「ペルシャ湾の湾口に当たるホルモズ海峡、及び北部・南部海岸、国際航路の安全保障と安定は、イランにとって譲れない一線だ」と強調しました。
ジャハーンギーリー副大統領は12日月曜、初の開催となったトルクメニスタン・アーヴァーゼ観光地区でのカスピ海沿岸経済会合に出席し、「何らかの名称や連合という名目で地域外諸国が駐留や干渉を行うことは、地域の安全と安定、平和にとって大きな危機となる」と指摘し、「地域の安全は、地域諸国だけで確立させるべきものだ」と述べました。
また、「近年、西アジアとペルシャ湾は地域外の一部大国による違法な干渉や覇権主義により、情勢不安や不安定な状態にさらされてる」と現状への懸念を表明し、「経済発展や投資の増大には安全と安定が必要だ」と訴えました。
さらに、「近隣諸国との交流、あらゆる緊張の回避、地域の安全と安定はイランの外交政策の基本的な優先事項だ」と述べました。
そして、「イランは、中央アジアやカスピ海沿岸諸国の政府による前向きなアプローチを歓迎するとともに、経済を含むすべての分野でこれらの国々と協力を拡大することを決意している」と表明しました。
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