イラン保健医療教育相が、米の対イラン制裁に対する国際機関の沈黙を批判
8月 14, 2019 03:13 Asia/Tokyo
イランのナマキー保健医療教育大臣が、アメリカの対イラン制裁に国際機関が沈黙している現状を批判しました。
ナマキー大臣は、WHO世界保健機関のテドロス事務局長に宛てた書簡の中で、対イラン制裁の継続を阻止するよう求めました。
また、この書簡ではアメリカによる制裁に言及し、特にWHOを初め国際機関に対し、アメリカの犯罪行為に沈黙することのないよう、またアメリカの違法かつ圧政的な政策がイラン国民の健康に破壊的な悪影響を及ぼすことのないよう計らうことが強く求められています。
さらに、「誠に遺憾ながら、アメリカ政府による有無を言わさぬ制裁は、輸入医薬品の多くを必要とする特殊な疾病や難病の患者らに多大な困難を引き起こしている」と訴えています。
ナマキー大臣は同時に、「このような圧政的な制裁やイラン国民を標的とした米政府の稚拙な行動は、人類に対する犯罪とみなされうる」と非難しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj