イラン国会議長、「イギリスはイランの力に押されて譲歩」
8月 17, 2019 18:14 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、同国タンカーの解放に触れ、「イギリスはイランの力を前に譲歩を余儀なくされた」と語りました。
イランのタンカー、グレース1は先月4日、EUの対シリア制裁に違反したとの口実で、英海兵隊によりジブラルタル海峡にて拿捕されました。
ジブラルタル最高裁は15日木曜、グレース1の拿捕期間延長というアメリカの正式な要請や圧力を押し切り、このタンカーの解放命令を出しました。
IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー議長は17日土曜、国会会議で「イギリスはイランの現状が過去のものとは異なることを悟り、海賊行為を中止せざるを得なくなった」と述べました。
また、アメリカがイランのザリーフ外相を制裁対象に加えたことに言及し、アメリカの政府関係者に対し、「この種の行動を力の誇示だと思うなら、すべてのイラン国民があなた方の前に立ちはだかるだろう」としました。
そして、「米政府関係者は、イランとの協議を要請する一方でザリーフ外相に制裁を行使している」とし、「米国民は過剰な妄想により矛盾した表明を行う指導者たちに囚われてれている」と米政府を非難しました。
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