イランの最高位聖職者が要請、カシミール危機は対話で解決を
8月 19, 2019 19:07 Asia/Tokyo
世界のシーア派最高権威の1人でイラン・聖地ゴムに拠点を置くマカーレムシーラーズィー師が、カシミール地方で起こっている危機に懸念を表明し、対話による同地方の危機の解決を求めました。
イルナー通信によりますと、マカーレムシーラーズィー師は声明を出し、カシミール地方問題に対する国際機関の沈黙を批判しました。
これ以前にも、テヘラン南方の聖地ゴムのシーア派最高権威、サーフィゴルパーイェガーニー師も、カシミール紛争の全ての当事者に対し、自制によって問題を解決するよう求めていました。
インド政府は今月5日、同国の実効支配下にあるカシミール地方の自治権を廃止しました。こうした中、同地方の住民は、「カシミール地方の処遇決定は住民投票で」とする国連決議の実行を求めていますが、インド政府はこの投票そのものに反対しています。
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