イラン外務省報道官、「米による追加制裁は目新しいものではない」
9月 21, 2019 17:43 Asia/Tokyo
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカの対イラン追加制裁に反応し、「このような制裁は何ら目新しいものではなく、旧来の制裁が別の形で表現されたものに過ぎない」と語りました。
米トランプ大統領は20日金曜、ホワイトハウスで記者団に対し、イランの中央銀行と国家開発基金に制裁を科したことを明らかにしました。
ムーサヴィー報道官は21日、「米国は制裁という政策が既に失敗し制裁という武器の過剰な使用によって、米国とその経済の権威が国際社会で疑問視されていることに気づくべきだ」と米国の政策を非難しました。
また、「イランは、ある意味で最も厳しい制裁だった初の制裁行使以来、自らの歩むべき道を見出してきた。国内の可能性や友好国との協力をより所として、進歩発展の道を歩み続けるだろう」と述べました。
さらに、「世界の多くの国がイランとの良好な経済関係による機会や市場を活用したいと考えている」とし、「イラン国民は平和を愛する国民だ。国民に敬意を持って対等に接する全ての国の政府や諸国民と交流・協力する用意がある」としました。
そして、国際社会を構成するすべての国々に対し、国際間の自由貿易や発展を妨げる米国の敵対行為の影響を最小限に抑えるような、新たな通商経済体制の構築について思考するよう求めました。
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