イラン原子力庁報道官、「核合意内の責務縮小のプロセスが継続」
10月 06, 2019 17:32 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、アメリカの核合意離脱及び、ヨーロッパ側の約束不履行に触れ、「イランは、核合意内の責務縮小のプロセスを続行する」としました。
イルナー通信が6日日曜、報じたところによりますと、キャマールヴァンディ報道官はテヘランで行われた原子力法教育コースの開会式において、「わが国が核合意内の責務の一部の履行停止を決定したことは、アメリカによる核合意離脱の措置とヨーロッパ側の約束不履行に対する対抗措置であり、かつ権利と義務の間のバランスをとるため行われている」と語りました。
また、「ヨーロッパ側は、我が国に核合意内の責務の完全実施復帰すを求めるなら、まずは自らの責務を履行すべきだ」と付け加えました。
なお、イランとEUの間での核協力にも触れ、「多大な問題が山積しているにも関わらず、イランとEUの間の協力が両国間の協力改善及び、核合意の第3段階に関する計画を実施するための情報交換を目的に継続されている」と述べています。
5日間の原子力法教育コースは5日土曜、責任者ら、法律の専門家らと原子力法の有識者らなどが出席し、テヘランで開始されました。
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