WHO事務局長、「イランは東地中海地域の保健衛生のリーダー」
WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長が、「イランは、東地中海地域の保健衛生のリーダーである」とし、「イランは、保健医療サービスの向上により、女性や子どもの死亡率および、伝染病を抑制してきた」と語りました。
イルナー通信によりますと、アダノム事務局長は15日火曜、テヘランで開催された第66回WHO東地中海地域保健相会合において、「イランの保険衛生面での成果に注目し、WHOは保健医療サービスの質の更なる向上に向けてイランを支援する責務がある」と述べています。
また、世界規模での肝炎対策計画に触れ、「これは、肝炎の予防やこの伝染病による死亡を削減するための国際的な計画であり、特にアフガニスタンをはじめとする東地中海地域諸国でのこの計画の実施に向けて努力する必要がある」としました。
さらに、「母子や医療患者が健全な生活を送れるよう、死亡率抑制を目的とした枠組みが整えられるべきであり、WHOはこの目標達成のためにより多くの看護師や保健婦、医療スタッフを必要としている」と語っています。
第66回WHO東地中海地域保健相会合は、イランのローハニー大統領の出席の下、15日火曜に開始されました。
この会合では、地域の保健省22人の出席により、各国における生活様式やそれが市民の健康に及ぼす影響、児童青少年、新生児や乳幼児の健康、医薬品やその調達費用、慢性病、家庭医、伝染病などに関する最も重要な問題に関して意見交換がなされる予定です。
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