イラン最高指導者、「対米協議は全く効果なし」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、アメリカとの交渉は一切効果がないとし、「アメリカは絶対に、こちらに利権を与えることはない」と語りました。
ハーメネイー師は、3日日曜、イラン暦アーバーン月13日の「世界的な覇権主義との戦いの日」を前に、テヘランにてイラン全国の学生や生徒ら数千人と会談し、「相手側は、イランの政府高官が交渉の席に着くことを、イランの屈服と解釈しており、またイランとの協議実施を強調することも、最大限の圧力行使や制裁が最終的に功を奏し、イランを降参させたことを国際社会に示すためである」と述べています。
また、「アメリカの支配者の陰謀に対するイランの最も重要な回答は、イランに対するアメリカの再度の支配や政治的勢力の拡大の道を遮断したことだ」とし、「対米協議を何度も禁じたことは、アメリカがイランに手を伸ばすことを防ぐ最も重要な手段だ」としました。
さらに、「キューバや北朝鮮とのアメリカの交渉の決裂は一種の教訓だ」とし、「アメリカと北朝鮮の政府関係者は、互い敬慕しあっていたが、最終的にはアメリカは協議におけるいつものパターンにより、制裁を少しも緩めることはなく、相手側に一切利権を与えなかった」と語っています。
そして、イランとアメリカとの間の仲介役を買って出るというフランス政府の主張に触れ、「フランスのマクロン大統領はアメリカのトランプ大統領との1回の会談でイラン関連のすべての問題が解決されると思い込んでいたが、マクロン大統領は極めて単純にしか物事を見ていないか、あるいはアメリカの共謀者だといわねばならない」と述べました。
ハーメネイー師はまた、「アメリカはいったい、イランに何を求めているのか」との疑問を提示し、「アメリカの要求が尽きることはない」としています。
最後に、「アメリカは、イランのミサイル防衛力を制限、あるいは完全に封じ込めようとしている」とし、「今日、神の恩恵とわが国の若者の強い意志により、イランは射程2000キロを誇る、しかも命中誤差がわずか1メートルという命中度の高いミサイルを保有している」と語りました。
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