イスラムの預言者生誕記念日 イスラム団結週間がスタート
11月 10, 2019 18:07 Asia/Tokyo
イスラム暦1441年ラビーオルアッワル月12日に当たる10日日曜は、スンニー派ではイスラムの預言者ムハンマドの生誕記念日で、イスラム団結週間とされています。
スンニー派はこの日を、またシーア派はラビーオルアッワル月17日(西暦では今月15日)を、それぞれ預言者ムハンマドの生誕日とみなしています。
イスラム世界の団結を提唱したイランイスラム革命の創始者ホメイニー師は、この違いをイスラム教徒間の団結や相互接近に活用し、この2つの日付をまたぐ期間をイスラム団結週間に制定しました。
イスラム教の各宗派では戒律や解釈などに相違はあるものの、唯一神や聖典コーラン、預言者ムハンマド、礼拝の方角をメッカとするキブラへの信仰など、多くの共通点が存在します。
イスラム教徒はまた、礼拝、断食、メッカ巡礼、喜捨(任意の寄付)などの宗教義務に関しても共通した見解を有しています。
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