イラン外相、「核合意の経済分野の約束が果たされなければ被害は全員に及ぶ」
11月 13, 2019 21:15 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、ヨーロッパによるイラン核合意の約束不履行に言及し、「経済分野での約束が果たされなければ、皆が被害を被ることになる」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相はカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧名アスタナ)で開催中のアスタナ・グループ核不拡散・軍縮パネル会合において、イランが核合意の第4段階の責務縮小に踏み切ったことに触れ、「核合意でイランに約束された経済の正常化を目的とした事柄が実現すれば、イランは責務の完全履行に戻す善意を示す用意がある」と述べました。
また、「経済の正常化というイランとの核合意の約束が実現されないのであれば、イランはさらなる責務縮小を続行する」としました。
さらに、「イランは核兵器の製造を求めていない」と強調した上で、「イランは自らの権利が蹂躙されることを決して許さない」と語りました。
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