イラン外相、「ISISはアジア地域にとっての脅威」
-
ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「アフガニスタンでのテロ組織ISISの因子は、タジキスタンやアルメニアでも作戦を実行した」と語りました。
ザリーフ外相は、インドのテレビ局インディア・トゥデイのインタビューで、「ISISは単に1つの国にとっての脅威ではない。地域全体にとっての脅威だ」と強調しました。
また、「ISISはインドやパキスタン、ロシア、中国に対する脅威でもある。各国はこのテロ組織との戦いに向けて団結すべきだ」と訴えました。
さらに、「ISISの復活は、イランやインド、パキスタンにとっての脅威となる。このテロ組織は自らの拠点をイラクやシリアからアフガニスタンへと移転させている」と語りました。
そして、「アフガニスタンには、すべての国の懸念材料となる地域が存在する。それは、ISISが単に1つの国にとっての脅威ではないからだ」と述べました。
米国のヒラリー・クリントン元国務長官は自身の回想録の中で、「アフガニスタンの反体制組織タリバン、テロ組織アルカイダやISISを形成させたのは米国だ」と綴っています。
トランプ米大統領もこれに先立ち、選挙戦の演説の中でオバマ前米大統領とクリントン元国務長官がISISの形成に関与していたと発言していました。
しかし、抵抗戦線はシリアやイラクでのISIS結成という陰謀を粉砕しました。そして、ISISの最高指導者アルバグダーディの死亡が発表されたことは、米国にとってこのテロ組織の消費期限が切れたことを意味しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj