イラン国会議長、「米政府は、最大限の圧力行使政策を止めるべき」
12月 01, 2019 19:04 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、「我が国に対するアメリカの最大限の圧力行使政策は確実に誤った方法であり、アメリカの政府関係者はこのような政策を止めるべきだ」と語りました。
ラーリージャーニー議長は30日日曜、国内外のメディアによる記者会見において、「アメリカとイランの間の関係の行き詰まりを打開する現実的な方法とはどのようなものか」とする、米CBSテレビの記者の質疑に回答し、「一部の国は、アメリカとイランの対話に向けて努力しており、イランも協議の門戸を閉ざしてはいない。だが、根本的な問題は、アメリカがイランに対する自分たちの対処方法が正しいものではないことに気づくべきだということだ」と述べています。
また、欧州議会による対イラン批判についても、「一部の分野におけるヨーロッパ側のやり方は実に不公正である。とはいえイランがヨーロッパ諸国と全く同様に考えなければならない理由はない。イラン国会と欧州議会との協議の道は閉ざされておらず、対話の道筋は存在する」としました。
さらに、イラクでの最近の出来事に関しても、「イラクのシーア派最高権威であるスィースターニー師の措置により、問題は解決の方向に向かっており、イランは支援を要請されれば、イラクの政府と国民の要請に応じる意向である」と語っています。
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