イラン外相、「イラン人学者たちによる業績は、敵への最大の報復」(動画)
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ザリーフ外相(右)とソレイマーニー氏
イランのザリーフ外相が、「アメリカは過去40年間にわたり、イランの進歩発展を阻もうとしてきたが、決してこれに成功しなかった」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は7日土曜、テヘラン市内にあるメフラーバード空港で、米当局から釈放されたイラン人科学者ソレイマーニー氏の帰国歓迎式典に出席し、「ソレイマーニー博士は1年2ヶ月にわたり、正当な理由なくアメリカで人質となっていた」とし、「イラン人科学者が挙げる学術面での業績は、イラン国民の敵の目に突き刺さる最も鋭いとどめだ」と述べました。
また、「アメリカは、これまでに何度もソレイマーニー博士に対し、イラン帰国の代わりに拘束されたままアメリカにとどまるかという選択肢を提案した。だが、愛国心あふれるソレイマーニー博士はアメリカの提案を拒否した」としました。
一方、ソレイマーニー博士も記者団に対し、アメリカで拘束されていたことについて、「アメリカの目的は、イラン国民への敵対だ」と語りました。
さらに、「アメリカの刑務所の刑務官は、ほかの抑留者が私に近づかないよう、ソレイマーニーはテロリストだなどと吹き込んだ。だが、誰もこのような吹聴や疑惑を信用しなかった」と述べました。
ソレイマーニー博士は7日土曜、アメリカで不当に1年2ヶ月間拘束された後、ザリーフ外相のスイス・チューリッヒ訪問に伴い釈放され、イラン当局に身柄を引き渡されました。
ソレイマーニー博士の釈放手続きは、イランの外務省や司法・治安機関の追跡・尽力により、スイス政府の協力を得た外交手続きの中で行われました。
このプロセスにおいてはまた、イラン国内でのスパイ罪により拘束中のアメリカ人ジャオ・ワン被告が、イラン国家安全保障最高評議会の承認やイランの司法・治安機関の同意とイスラムの慈悲をもって釈放され、アメリカへの帰国のためスイス当局に引き渡されました。
ジャオ・ワン被告は、アメリカ政府当局が同国プリンストン大学の歴史学博士課程在学中の研究者であると主張していますが、2017年7月16日にイラン国内でのアメリカ情報機関向けの諜報罪で逮捕、拘束されていました。
ソレイマーニー博士はテヘランにあるタルビヤット・モダッレス教員養成大学で助教授として教鞭をとり、世界でも有数のES細胞研究者とされ、昨年10月末に研究調査のため、同大学の連携により正式な研究調査ビザによりアメリカに渡航しました。
しかし、同博士がアメリカ・シカゴ空港に降り立った際、アメリカ政府は違法な行動に出て大学間の協定を蹂躙し、同博士を拘束し収監しました。
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