イラン原子力庁報道官、「イランは高い核技術を保有」
12月 09, 2019 19:37 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官が、「イランは高い核技術を保有しており、この分野での発展を続けている」と述べました。
イルナー通信によりますと、キャマールヴァンディー報道官は、テヘランの南方、ゴムの郊外にあるフォルド核施設での安定した放射性同位元素(ラジオアイソトープ)の製造プロジェクトについて、ロシアの協力停止に言及し、「技術的な点から、安定した放射性同位元素を製造する場所や環境においては、ウラン濃縮を行ってはならない。このため、ロシアとの協議で、この協力を技術的なレべルで継続するよう複数の代替案が提起されている」と述べました。
また、「ロシアがイランでの安定したラジオアイソトープ製造計画を断念したのは、米国が核協力制裁適用除外を延長しなかったことによるものではない」とし、数年後に完了するプロジェクトで、11種類のラジアイソトープが製造される予定だ」と説明しました。
さらに、「イランの能力は技術と知識において非常に高い。ロシアの協力なしでも恒常的なアイゾトープの製造が可能だ」と述べました。
原子量が同じで質量数が異なる元素の原子は同位体と呼ばれ、同位体は陽子と中性子の数に応じて「安定同位体」と「不安定同位体」の2つのグループに分けられます。
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