イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラン国会議長、「公的地位にある要人の殺害は、国家テロと呼ぶしかない」
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ラーリージャーニー議長とカタールの外相の会談
イランのラーリージャーニー国会議長が、ソレイマーニー司令官らがアメリカ政府のテロ攻撃により殉教したことについて、「これは国家テロと呼ぶしかない」と語りました。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官が3日金曜未明、イラク・バグダッド空港付近でアメリカのテロリスト軍の空爆を受け、同行していたほかの8人とともに殉教しました。
ラーリージャーニー議長は4日土曜午後、テヘランで行われたカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール=サーニ外相との会談において、ソレイマーニー司令官の葬儀がイラクの人々によって壮大に執り行われたことについて語り、「イランには、ソレイマーニー司令官の穴を埋めようという勇ましく優秀な司令官らがおり、彼らが亡き司令官の遺志を継いでいくだろう」と続けました。
一方のムハンマド外相も、カタールはどのような状況にあってもイランとともにあることを強調し、「地域の問題が早急に解決されてほしい」と希望しました。
また、「カタールとイラン、およびそのほかの近隣の国々との間の有益な関係は、地域の情勢が安定するもととなる」と述べました。
同外相は4日土曜、イラン政府関係者と会談を行うためテヘラン入りし、イランのローハーニー大統領とも面会を行い意見を交換しました。
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