イラン外相、「ソレイマーニー司令官のテロ暗殺は、地域での米軍の駐留の終結につながる」
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イランのザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「アメリカ軍による我が国のイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官のテロ暗殺は、アメリカ政府の戦略的な過ちであり、これは西アジア地域でのアメリカ軍の駐留の終結に繋がるだろう」と語りました。
ザリーフ外相は7日火曜、テヘランでのある会議の傍ら、アメリカの4大メディア(CNN、NBCニュース、CBSニュース、NPR)及び、カタールの衛星通信アルジャジーラのインタビューに個別に応じ、西アジア地域の現在の情勢変化に関するイランの立場を説明するとともに、「アメリカの最近の悪業に対するイランの報復は、適切な時期と場所において実施される」と述べています。
また、ベトナム代表の要請により米ニューヨークの国連本部にて開催予定の安保理会合への出席を目的とした査証がアメリカから発給されなかった事に触れ、「このような行動は、アメリカ政府や政府関係者が行き詰まりに陥っている事の表れだ」としました。
さらに、「安保理会議は、今月の議長国を務めるベトナムの外務大臣及び副首相の提案により開催される」と語っています。
そして、「アメリカは、イランがソレイマーニー司令官のテロ暗殺後にこの会合の開催を要請し、たものの、アメリカ側には査証発給手続きに十分な時間がなかった、という認識を世論に植えつけようとしているが、実際にはイランは数週間も前に査証を申請している」と述べました。
国連創設75周年を記念して実施される、国連憲章の目的に関連した安保理特別会議は、ニューヨークの国連本部で開催されることになっています。
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