米が、ソレイマーニー司令官暗殺に関する新たな報告を発表
1月 12, 2020 20:49 Asia/Tokyo
-
ソレイマーニー司令官
アメリカCNNが、「アメリカの軍事企業アカデミ(旧ブラックウォーター)の創設者が、同国のトランプ現大統領の選挙本部に対し、イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官の暗殺を提案していた」と報じました。
CNNによりますと、2016年のアメリカ大統領選挙へのロシアの干渉疑惑をめぐる調査報告書類から、現アカデミの創設者であるエリック・プリンス氏が、2016年のアメリカ大統領選挙の際、トランプ氏の選挙事務所にソレイマーニー司令官の暗殺を考慮するよう奨励していたことが判明しました。
プリンス氏は、現在のベッツィ・デヴォス米教育長官の弟に当たります。
CNNはまた、「プリンス氏は報告書において、トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏とこの内容を共有した旨を報告した」と報じています。
この報道によれば、当時のフリン大統領安全保障担当補佐官および、トランプ大統領の息子らの1人がプリンス氏の案に賛成したとされています。
ソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府の正式招聘により、同国を訪問した際、イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官らとともに、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆により殉教しました。
このテロ行為を受け、イラン革命防衛隊は、8日水曜未明、イラクのアンバール州やクルド自治区のアルビールにある米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ