イラン外相、「地域における緊張は、野蛮なアメリカを反映」
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ザリーフ外相(左名)
イランのザリーフ外相が、「わが国の(イスラム革命防衛隊)ソレイマーニー司令官の暗殺、および西アジア地域の緊迫化は、野蛮なアメリカ、その覇権主義がもたらしたものだ」と非難しました。
ザリーフ外相は15日水曜、ニューデリーで開幕した、インド外務省とシンクタンク・オブザーバー研究財基金(ORF)が共催し、国際社会の困難な問題に取り組む多国間会議ライシナ対話(Raisina Dialogue)に出席し、米国はイラクの国家主権を侵害し、同国において敬意を払うべき1人の司令官を暗殺した。このことは覇権主義者の野蛮さを物語るものだ」と述べました。
また、「ソレイマーニー司令官は、テロ組織ISISとの戦いに唯一影響力のある司令官だった」とし、「ソレイマーニー司令官の暗殺を喜んだのは、米トランプ大統領とISISだけだった。インド430地方を含む世界各地の国民がソレイマーニー司令官を偲び、追悼した」と強調しました。
さらに、「イラク国民は米軍のイラク撤退を求めている」とし、「米国はイラクを訪れた1人の賓客を標的に作戦を実行するため、同国の基地を使用した。だが、イラク国民はこの犯罪に不満を抱いている」と語りました。
そして、米国の核合意離脱とヨーロッパが合意の約束を履行していない原状を批判し、「米国の核合意離脱後、ヨーロッパも自らの約束・責務を遵守してこなかった。これに対しイランは完全にこの合意内の責務を遵守していた」と強調しました。
そして、「EUは、世界最大の経済力を有していながら米国を恐れている」とし、イラン駐在の外国企業もイランから撤退してしまった。これはすなわち、ヨーロッパが核合意を破ったことになる」と指摘しました。
最後に、「イランは、2018年にある書簡において、核合意の紛争解消システムの発動者となる旨を強調していた」とし、「ヨーロッパが責務を履行すれば、イランも全ての義務を元に戻すだろう」と語りました。
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