米軍司令官が、イランのミサイル攻撃による米兵負傷者の新たな統計を発表
1月 23, 2020 18:21 Asia/Tokyo
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在イラク・アサド米軍基地へのイランのミサイル攻撃
対ISIS国際有志連合軍のグリンコヴィッチ副司令官が、在イラク・アサド米軍基地へのイランのミサイル攻撃による米兵負傷者数関連の新たな統計を公表しました。
グリンコヴィッチ副司令官はは、23日木曜、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーに掲載されたインタビューで、イランのミサイル攻撃による脳損傷を理由に治療を受けている兵士の数が、当初の13人から現在、19人に増加していることを明らかにしました。
また、西アジアに駐留する米テロリスト集団の中央軍CENTCOMも22日、「さらに多くの兵士が治療のため、ドイツに移されており、今後、さらに多くの数の負傷者が報告される可能性がある」と表明しました。
さらに、アメリカ軍関係者は匿名で、ロイター通信に対し、「米軍兵士およそ12人がドイツに移された」と語っています。
これ以前に、イランの攻撃で米兵士数十名が死亡したという報道が流されていました。
アメリカが、イランのミサイル攻撃による負傷兵士の正確な統計を隠蔽していたことはこの数日、アメリカの活動家、評論家など、バーチャール空間で話題として大きく取り上げられています。
アメリカのトランプ大統領やエスパー国防長官は、在イラク・アサド米軍基地に対するイランのミサイル攻撃後、この攻撃による人的被害は一切なかったとしました。
米軍によるイランのソレイマーニー司令官のテロ暗殺を受け、イランイスラム革命防衛隊は8日水曜未明、イラク西部アンバール州やクルド自治区のアルビールにある米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
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