6月 27, 2024 14:21 Asia/Tokyo
  • イスラエルがナチスドイツよりも危険であると示した、ガザでの救急隊員殺害
    イスラエルがナチスドイツよりも危険であると示した、ガザでの救急隊員殺害

国連人権事務所が、パレスチナ・ガザ地区で医療スタッフと救助隊員を虐殺したシオニスト政権イスラエルの行動を非難しました。

国連人権事務所は、シオニスト政権によるガザでの救急医療スタッフの殺害を強く批判するとともに、「ガザでの医療従事者の殺害や拘束は、同地区住民に非常に悲惨な結果をもたらす」としました。パールストゥデイによりますと、2023年10月7日にガザ戦争が始まって以来、同地区でシオニスト政権イスラエル軍が行う攻撃により、少なくとも500人の救急隊員が死亡したと報告されています。

国連人権事務局の声明によりますと、こうした殺害は戦争法と人道諸法に明確に違反したものであり、病院やその他の医療センターに対するイスラエル軍の組織的かつ標的を絞った攻撃とともに行われてきました。

このような犯罪の直近の例は、26日火曜朝に起きた、イスラエルがガザ地区爆撃による国際NGO・国境なき医師団(MSF)の職員ファディ・アルワディア氏の殉教です。

MSFはイスラエルのこの犯罪を非難する声明の中で、「ガザ戦争の開始より同地区でイスラエルの軍事作戦により命を落とした当組織のメンバーは、これで6人目となった」と発表しました。

イスラエルは2023年10月7日より、西側諸国の全面的な後方支援を受けてパレスチナ・ガザ地区とヨルダン川において、防衛手段を持たないパレスチナ国民に対し新たに大規模な虐殺を開始しました。

最新の報告によりますと、イスラエル軍のガザ攻撃ではこれまでに3万7000人以上のパレスチナ人が殉教した他、8万5000人以上が負傷しました。

シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、ユダヤ人を移民させた上で、1948年にパレスチナ領土に樹立されました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪おうと、さまざまな大量殺害計画を実施しています。

 


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