イラン外相、「米に対する欧州の無条件的な服従は大惨事」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、欧州諸国がアメリカに理由もなく無条件にしたがっている様は大惨事であるとし、「ヨーロッパは、アメリカのトランプ大統領に抵抗する力がない」と語りました。
ザリーフ外相は、25日土曜に掲載されたドイツの新聞シュピーゲルとのインタビューにおいて、英独仏が核合意内の紛争解消システム(対イラン国連制裁発動につながりうる手段)を発動する可能性に関して、「ヨーロッパは、こうした方策に訴える法的な理由を有していない」と述べています。
また、「ロシアと中国は、この問題に関してイランと見解が一致している」とし、「ヨーロッパは、1つの大きな戦いに向けた覚悟を決めるべきだ」としました。
さらに、イランがNPT核兵器不拡散条約脱退を示唆しているが、との質疑に答え、「イランのNPT脱退イコール核爆弾の製造ではない。それは、わが国が倫理的、宗教的な問題に照らし、核爆弾製造を追求していないからである」と語っています。
そして、アメリカによるイランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官の暗殺にも触れ、「アメリカとヨーロッパ、そして国際社会すべてが、テロ組織ISISの滅亡はソレイマーニー司令官のお陰だと考えるべきだ」と述べました。
ザリーフ外相はまた、地域の緊迫化の原因がアメリカによるソレイマーニー司令官の暗殺というテロ行為にあるとし、「アメリカは、このテロ攻撃の報いを西アジア地域の諸国民から受けることになろう」としています。
最後に、「ソレイマーニー司令官の暗殺というアメリカの犯罪行為により、西アジア地域の諸国民の間で反米感情がさらに高まった」と語りました。
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