視点、イラン宇宙技術国有化記念日
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イランの国産衛星「オミード」の打ち上げ
2月3日はイラン暦バフマン月14日にあたり、イランでは国産衛星「オミード」の打ち上げ成功にちなんだ「宇宙技術国有化記念日」に制定されています。
イランは2008年のこの日、人工衛星「オミード」の打ち上げに成功し、世界で衛星の打ち上げ能力を持つ国の仲間入りを果たしました。
イランは、さまざまな制裁を受けているにもかかわらず、地域諸国の間でも非常に高い宇宙技術・知識を獲得し、国内の知識や専門人材という資源を頼りに衛星の製造・打ち上げの完全なサイクルの獲得に成功しています。
現在、衛星技術の完全なサイクルを有しているのは世界でわずか10カ国です。イランは制裁下にあるにもかかわらず、この能力獲得を成し遂げました。
宇宙技術は、自然現象の制御や環境問題、そして現代生活の様々な側面において多種多様な利用方法が存在します。
宇宙分野への投資により、各国は短・長期的な利潤獲得力を持つ事になります。多くの統計からも富裕国や先進国に加え、発展途上国も経済状況の改善を目的に宇宙分野に投資しており、そこから好ましい成果を挙げていることが判明しています。
イランは近い将来、国産人工衛星「ザファル」を、衛星打ち上げ用ロケット「スィーモルグ」に搭載して打ち上げ、、高度500キロの地球周回軌道に乗せる予定です。
「ザファル」が送信してくる航空映像は、石油の埋蔵源や鉱山の所在、森林、塩土・アルカリ土の調査、植物の疾病や被害調査などのほか、自然災害による危機管理にも利用できます。
イラン国産人工衛星打ち上げ用ロケット「スィーモルグ」は、重量250キロまでの衛星を高度500キロの地球周回軌道に乗せることが可能です。
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