イラン外相、「米は誤報により、西アジアを戦争寸前に追い込んだ」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、同国イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官を暗殺した米国の国家テロに言及し、「米国は誤報や無知により、西アジアを戦争寸前にまで追い込んだ」と非難しました。
独ミュンヘンで開幕した安全保障会議に出席するため同地を訪問中のザリーフ外相は15日土曜未明、米NBCニュースのインタビューに応じ、「ポンペオ米国務長官は先月、ソレイマーニー司令官の暗殺・殉教による危機が最高潮に達する中で、イランに不当な書簡を送りつけてきた。この書簡は一部脅迫を含んでいたことから、イランも同長官に厳しい回答を突きつけた」と述べました。
また、対イラン危機を招いたとして米政府を非難し、「この危機を収束させる条件は、トランプ米大統領がその強硬な立場を取り下げることだ」とし、「米国こそが、その行動の結果を招いた責任者だ」としました。
さらに、イランがイラクやレバノンの抵抗組織に勢力を及ぼしているとする米国の主張を否定し、「故ソレイマーニー司令官は暗殺される前、イラクでの緊張緩和に努めていた」と反論しました。
ザリーフ外相はまた14日金曜未明、ミュンヘン安全保障会議の傍らで記者団に対し、「ヨーロッパ側が核合意に定められた責務を履行すれば、イラン側も責務縮小を停止して本来の責務履行に戻すだろう」と述べました。
ザリーフ外相は、同会議出席にあわせて、クロアチア、オマーン、中国、フィンランド、チェコ、バチカン市国、カナダの各国外相、国際人道グループ『エルダーズ(TheElders)』のメンバー、そしてカナダ首相とも会談を重ねています。
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