米ユーチューブがイラン・プレスのアカウントを閉鎖
アメリカの動画共有サービス会社でグーグル傘下のユーチューブが、イランの国際映像通信イラン・プレスのアカウントを閉鎖しました。
イラン・プレスが15日土曜に報じたところによりますと、米グーグル社は事前に何の通達もなく、イラン・プレスのニュース配信用のアカウントを閉鎖しました。イラン・プレスのユーチューブページ管理者は、これまで同社の規則を遵守し、一度も違反したことはないとしています。
ユーチューブでアカウントが閉鎖される場合は通常、閉鎖前に警告メッセージが送られてきます。しかしイラン・プレスは、どのようなメッセージも受け取っていませんでした。また、同時期にイランのスペイン語チャンネル・ヒスパンTVのユーチューブページも停止されたことから、一連のSNS上の措置がイランの国際放送を標的にしていることは明らかです。
ユーチューブ社がイラン・プレスのアカウントを閉鎖したのは今回でが2度目です。1回目に停止したのは、2019年4月にイラン・プレスがユーチューブページを正式に開設したわずか数日後のことでした。
米国はこれまで、イランメディアに対し、衛星放送番組の遮断や一部のIRIB通信国際放送のSNSアカウント閉鎖など、様々な敵対措置を行ってきました。
同様にインスタグラム社も今月9日、イラン・プレスのメインページを削除しています。
先月には、主にイランに関するニュース、写真、動画を何千人もの閲覧者に向けて掲載しているイラン・プレスのフェイスブックページが数日間停止され、現在も制限を受けています。
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