イラン国会議長、「アメリカは迫害以外の行動を知らない」
(last modified Tue, 18 Feb 2020 08:05:03 GMT )
2月 18, 2020 17:05 Asia/Tokyo
  • ラーリージャーニー議長
    ラーリージャーニー議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、「アメリカは迫害以外の行動を知らない」と語りました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長はレバノン・ベイルート訪問の最後に行った記者会見で、アメリカによるレバノンへの内政干渉について触れ、「アメリカは、シオニスト政権イスラエルに地域を支配させようとしている」としました。

さらに、アメリカがレバノンのシーア派組織ヒズボッラーをテロリストと呼んでいることを非難し、「ヒズボッラーはレバノンの人々の間から生まれた子どものようなもので、シオニスト政権イスラエルの侵略や迫害と戦う上で、同国の未来へ向けた大きな投資である」と指摘しました。

また、イエメンの危機について触れ、「文明を持ち歴史あるイエメンの人々は現在、インフラを爆破して集団殺戮を行う性質の悪い政権に悩まされている」と語りました。

そして、イエメンの人々がサウジアラビア主導アラブ連合軍の侵略と戦っていることを称え、「勇敢なイエメン国民は、必ずや侵略者を敗北させるだろう」と続けました。

ラーリージャーニー議長は16日日曜夜、レバノン政府関係者らとの会談のため、シリアのダマスカスからレバノンの首都ベイルートに入りました。

同議長は17日日曜に、レバノンのアウン大統領、ベッリ国会議長、ディアブ首相、シーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長、政界や文化界の代表者、パレスチナ勢力の指導者らと会談しています。

 

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