新型コロナウイルス
イラン人学者が、アメリカ当局の非人道的な対応を告発
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スィールース・アスギャリー博士
イラン人学者が、新型コロナウイルスが感染拡大するさなかの米国境警備隊と税関による人道に反する対応、および同国の抑留施設内の惨状を明らかにしました。
イラン人のスィールース・アスギャリー博士は、英紙ガーディアンのインタビューで、米移民税関捜査局(ICE)管轄の抑留施設が収容者で溢れ汚染された現状を指摘し、「ICEの職員は抑留施設内で新型コロナウイルス対策をほとんど実施していない。感染者をそのまま放置し、死に至らせている」と非難しました。
また、「抑留者らはマスクも消毒剤も一切与えられず、しかも施設内は通常の清掃すらなされていない」と指摘しました。
さらに、「自分は、呼吸器疾患の病歴があるにもかかわらず、2週間にわたりマスクの使用すら許可されなかった」としています。
そして、「ICEの職員らは抑留者らを人間扱いせず、除去すべき物品のように扱っている。彼らの対応は実に醜悪である。だが、米国では多くの人々がこうした社会的な闇の問題に気付いていない」と語りました。
イランのシャリーフ工科大学教授のアスギャリー博士は2019年11月、米オハイオ大学で行っていた活動が通商上の機密情報の窃盗にあたるとする事実無根の容疑をかけられました。しかし、米政府側が裁判で同博士の容疑を証明できなかったことから無罪を勝ち取りました。
そして、今月10日に米ルイジアナ州アレクサンドリアにある抑留施設に身柄を移されイランへの帰国を要請しています。しかし、ICE側は帰国どころか、在米家族との面会を目的とした一時釈放さえも認めていません。
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