イラン大統領、「米の帝国主義は人類社会にとってコロナより危険なウイルス」
4月 14, 2020 05:10 Asia/Tokyo
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ローハーニー大統領とマドゥロ大統領
イランのローハーニー大統領が、ベネズエラのマドゥロ大統領との電話会談で、「アメリカの帝国主義は、人類社会にとって新型コロナより危険なウイルスだ」とし、「アメリカの政治家による専横さや過剰な要求の強要は、常に自由を求める独立国の諸国民を圧迫してきた」と語りました。
ローハーニー大統領は13日月曜、マドゥロ大統領との電話会談で、「イランとベネズエラは、連携と協力拡大を持って長年にわたり、旧来からの侵略というアメリカのウイルスにうまく対抗してきた」と述べています。
また、新型コロナウイルスへの対処に必要な診断・検査キットやそのほかの用品の生産・研究の分野でのイランの計画・措置および成果に関して、「イランは、新型コロナウイルス対策分野での自らの経験を、友好国たるベネズエラに提供する用意がある」としました。
一方、マドゥロ大統領もこの電話会談で、イランの政府と国民との連帯感を表明し、また新型コロナウイルス対処におけるイランの成功を賞賛するとともに、「ベネズエラとイランは常に、帝国主義と戦うために互いに連携し、1つの塹壕に居合わせている」と語っています。
さらに、OPEC石油輸出国機構の加盟国およびそれ以外の産油国、いわゆるOPECプラスによる会合に触れ、世界市場の安定化に向けこの会議での合意内容が実施されるよう希望するとし、「アメリカは、自由を求める諸国の進歩のプロセスを妨害するため、多大な工作を行ってきたものの失敗した」と述べました。
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