イランとアメリカ
イラン革命防衛隊が、ペルシャ湾での国際ルールを遵守するようアメリカに警告 (動画)
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イランイスラム革命防衛隊海軍の艦艇
イランイスラム革命防衛隊海軍は声明の中で、ペルシャ湾での米海軍の稚拙な行動を指摘し、「アメリカは、作り話や挑発行為を控えるべきだ」と強調しました。
米海軍の西アジア第5艦隊と米の政府および軍事当局者の一部は最近、「イスラム革命防衛隊の11隻の艦艇が、今月15日にペルシャ湾北部で米艦の航行を妨害し、船首や船尾の至近距離を猛スピードで横切り、共同作戦を行っていた」と主張しました。
イランイスラム革命防衛隊海軍は19日日曜に声明を発表し、この件に関する米国テロリスト海軍の報告をハリウッド映画のようだとし、「アメリカ海軍は今月6日と7日、稚拙かつ危険で無謀な行動で、最初の警告を無視し、ペルシャ湾を航行中のイラン船舶の進路をしばらくの間塞ぎ、最終的にイラン船舶の航路を外れることを余儀なくされた」と反論しました。
またこの発表では、「イランイスラム革命防衛隊海軍は、テロリスト・アメリカの違法かつ無謀ともいえる行動の継続を防ぐため、またイラン船舶の安全を強化し、燃料の密輸と戦うため、ペルシャ湾での海上パトロールの能力を高めている」としています。
またイランイスラム革命防衛隊海軍は、「この点で、今月15日、以前から地図上に特別な座標で記されている訓練エリアで射撃があったとの報告がされた後、革命防衛隊海軍の艦船11隻が当該の地域に送られ、アメリカの軍艦に遭遇した」と説明しました。
さらに、「アメリカ・テロリストの素人じみた挑発的な行動と警告無視があったが、イラン側が毅然と対応したため、アメリカは革命防衛隊海軍の艦艇の進路から離れることを余儀なくされた」としています。
イランイスラム革命防衛隊海軍はまた、この声明の中で、アメリカに対し、ペルシャ湾とオマーン海での国際法規と航海上のプロトコルを遵守するよう忠告し、「革命防衛隊海軍とイラン軍は、地域における諸外国の危険極まりない行動を、国家の安全保障の脅威かつレッドラインと見なす。そして、危険と判断したすべてに対し断固対応するということを、テロリスト・アメリカは肝に銘じておくことだ」と警告しています。
さらに、「テロリスト・アメリカの不法な駐留は、この地域の諸悪と政情不安の根源になっている。この戦略的地域の恒久的な安全を強化する唯一の方法は、アメリカが西アジアから撤退することである」と強調しています。
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