イラン外相、「ソレイマーニー司令官が殉教しても、抵抗へのイランの支持は変わらない」
(last modified Mon, 20 Apr 2020 19:06:35 GMT )
4月 21, 2020 04:06 Asia/Tokyo
  • アサド大統領(右)とザリーフ外相
    アサド大統領(右)とザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、シリアのアサド大統領との会談で、「ソレイマーニー・イスラム革命防衛隊司令官の殉教によっても、地域でのテロとの戦いや抵抗に対するイランの支援に変化はないだろう」と語りました。

ザリーフ外相は20日月曜、シリアダマスカスにおいてアサド大統領と会談し、「今や、アメリカの本当の思惑は新型コロナウイルスという逆境の中での、諸国民に対する圧政的な制裁行使であることが判明した」と述べています。

また、19日日曜に実施された、シリア問題を担当する国連のペデルセン特使との電話会談、および近くイラントルコロシアシリア問題解決に向けたアスタナ・プロセスの保証国)により実施予定の協議・相談に触れ、憲法委員会およびシリア・イドリブの情勢変化、政治プロセスをはじめとする最新のシリア情勢に関しても、意見交換を行いました。

一方、アサド大統領もこの会談で、多数のイラン国民が新型コロナウイルスにより命を落としたことに関して、シリアの政府と国民の側からのお悔やみを述べています。

また、シリアでのテロ対策に故ソレイマーニー司令官が比類ない役割を果たしていたことに触れ、テロ対策に関してのイランのシリア国民との同調・連携に謝意を表明しました。

ザリーフ外相はまた20日、シリアのムアレム外相とも会談し、同国の政治プロセスや情勢変化、テロ対策、そして地域問題に関して意見交換を行っています。

ザリーフ外相は20日に政治高等使節団を率いてダマスカス入りしました。

 

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