イラン外務省報道官、「シオニストらが、恥ずべき世紀の取引計画の実施に向け、入植地の建設を拡大」
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「入植地の拡大とパレスチナ・ヨルダン川西岸の一部を1948年の占領地に加えようとする最近のシオニスト政権イスラエルの動きは、国際法に違反し、恥ずべき『世紀の取引』計画に沿ったものである」語りました。
ムーサヴィー報道官は26日日曜、パレスチナでのシオニスト政権イスラエルの最近の動きを非難し、「このような違法行為は国際法に違反しており、地域の平和と安全に対する脅威である。国連や他の国際機関はその責任の範囲内でこのような動きに対処しなければならない」と述べました。
そして、新型コロナウイルスによって引き起こされた現在の状況をイスラエルが悪用していると指摘し、「パレスチナの抑圧された人々は、新型コロナウイルスと同時に、占領、包囲、および制裁といったウイルスに等しいものと戦っている」と述べました。
また、国際機関や世界中の国々に、パレスチナの人々の支援に乗り出し、抑圧されたこれらの人々が再び住処を追われ難民となることを許さないよう求めました。
ムーサヴィー報道官は、パレスチナの土地がパレスチナの人々のものであることを強調し、「イスラエルは横領者で占領者の政権である。パレスチナ危機を解決する唯一の策は、パレスチナの地に住む原住民が国民投票を行い、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家を樹立することである」と強調しました。
イスラエルのネタニヤフ首相、および同政権・青と白党のガンツ代表は、シオニスト政権の連立内閣を結成するための合意の中で、今年6月からヨルダン川西岸地区の一部を占領地に併合することを発表しました。。
これは、今年1月28日にトランプ米大統領によって発表された、世紀の取引における人種差別取引の条項の1つとなっています。
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