英ガーディアン紙、「米で拘束中のイラン人学者が新型コロナに感染」
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イラン人学者スィールース・アスギャリー博士
英ガーディアン紙が、「アメリカの裁判所で無罪になったにもかかわらず拘束され続けていたイラン人学者が、新型コロナウイルスに感染した」と報じました。
ガーディアン紙は、米国で拘束が続いているイラン人学者スィールース・アスギャリー博士(59)について、家族が釈放あるいは病院への搬送を求めているとした上で、「博士の弁護士は28日火曜、依頼人である博士が新型コロナウイルス検査で陽性になったことを知らされた」と伝えました。
アスギャリー博士は、米移民・関税執行局(ICE)の留置施設の悲惨な状態と、国境警備や税関の責任者の非人道行為について暴露し、「責任者たちは、留置施設内の新型コロナウイルス対策をほとんど何も講じていない。感染者を死ぬまで放置している」と語っていました。
同博士はまた、「ルイジアナ州アレクサンドリアにあるICEの留置施設は、一次的な衛生措置も何ひとつ取られていない。全米からの新たな収容者を新型コロナウイルス感染の脅威を減らす対策を何ら取らずに送りこんでいる」と続けていました。
イランのシャリーフ工科大学教授で工学と材料科学が専門のアスギャリー博士は、昨年11月に米オハイオ大学での貿易機密情報の窃盗と対イラン制裁違反の容疑で起訴されました。しかし、米政府は有罪を立証できず、裁判所は博士に無罪を言い渡しました。それにもかかわらず、米政府は博士を釈放せず、また同国内で家族と面会することすら許可していません。
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