テヘラン金曜礼拝、「イランは決してアメリカの条件を受け入れない」
15日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ジャンナティ師が説教を行い、「イランは決して、アメリカの“屈服か脅迫か”の条件を受け入れない」と語りました。
ジャンナティ師は、「西側の大国は、“屈服しなければ、イスラム体制に対する脅迫を続ける”という彼らの条件を、イラン国民が決して受け入れることはないことを知るべきだ、」と強調しました。
ジャンナティ師は、イランの革命的な国民は、どのような状況にあっても、覇権主義者の理不尽な要求に抵抗すると強調し、「イランのイスラム体制は、民主主義に基づいており、2月の議会選挙と専門家会議選挙がそのことを証明した」と述べました。
また、アメリカの脅迫や制裁に抵抗する唯一の道は、イランの軍事力の強化と経済の発展だとしました。
さらに、「“抵抗の経済、実行と行動”の年という最高指導者によるイラン暦今年のスローガンを実現するためには、緻密な計画が必要だ」と述べました。
ジャンナティ師は、「あらゆる可能性を持つ発展した経済を手に入れるためには、イランに数多く存在する人材とエネルギーを正しい形で活用すべきだ」と述べました。
ジャンナティ師は、原油価格を低価格に抑えようとする一部の国の陰謀に触れ、「彼らの唯一の目的は、イランにダメージを与え、イラン国民の発展を妨げることにある。だが、この37年間、イスラム革命の理念とイラン国民の利益を守ってきた人々が、これからも、全力で、イランを損害から守ることを知るべきだ」と強調しました。
さらに、一部の地域諸国での情勢不安の継続に懸念を示し、イスラム教徒の国民に対する敵の陰謀が退けられ、戦争に巻き込まれている地域諸国での流血が終わるよう望んでいるとしています。