視点;反イラン理事国によるIAEA決議 政治利用される国際機関の過剰な要求
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ロシアと中国の反対にもかかわらず、国際原子力機関(IAEA)定例理事会は、欧州連合の政治的な反イラン決議に賛同しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 20, 2020 17:41 Asia/Tokyo
  • IAEA定例理事会
    IAEA定例理事会

ロシアと中国の反対にもかかわらず、国際原子力機関(IAEA)定例理事会は、欧州連合の政治的な反イラン決議に賛同しました。

IAEA定例理事会は19日金曜、英国、ドイツ、フランスの3か国が提起した反イラン決議案を承認し、イランが責務を遵守し、IAEAに協力するよう求めました。

2015年に核合意がイランと5+1グループ(国連安保理理事国+ドイツ)の間で署名されて以降、IAEAは、核合意が定める責務の履行を検証する責任者として、定期的に報告書を作成してきました。

IAEAは定期的な15の報告書の中で、イランのIAEAとの協力を認め、イランの核活動が平和的であることを強調してきました。 これらの報告書に加えて、IAEAの査察官は毎年33回以上にわたりイランへの補完的な立ち入り検査を行っています。

このような状況にあって、シオニスト政権イスラエルが主張し諜報活動による情報に基づいて、IAEAがイランにある2か所の核施設への立ち入り検査の要求を大きく取り上げることは、法的根拠に欠け、この責任機関の立場に疑問を投げかけることになります。

IAEAの定款の範囲を超えた要請を、その根拠に持ち出された情報を元に行なうことはいかなる場合であっても論理的ではありません。申し立てられた情報は、IAEAの査察プロセスに利用されるべきではなく、結果としてイランに責務を生み出すものでもありません。

このような状況では、イランとIAEAとの良好でハイレベルな協力が、IAEAの疑問や要請の基礎となるべきです。しかし、IAEAは、米国と米国に同調するヨーロッパ3か国の政治的圧力を受け、イランに対し要請しているのであって、それは技術的な事実とは何の関係もありません。

ガリーブアーバーディー代表

在オーストリア・ウィーンの国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表は、IAEA定例理事会での反イラン決議案の可決に反応し、「この決議は過剰要求以外の何物でもない。イランは、過剰な要求は頭から拒否するとともに、それに見合った適切な行動を取るだろう」と述べています。

どのような形の立ち入り検査を行うにしても、イランとIAEA両者の善意ある協力が必要です。 イランがIAEAのために準備した立ち入り検査を考慮した場合、英国、ドイツ、フランスの3か国の欧州トロイカ決議の枠組みで2つの新しい立ち入り禁止の要求は、政治的なもので専門的ではない作業指示を示すものです。

ガリーブアーバーディー・イラン代表によりますと、イランは2019年だけで、IAEAのために432回の査察を設定しました。これは世界におけるIAEAの全査察の20%に相当します。

イランIAEAと完全に協力していることは、イラン政府の善意を示すものです。このような状況でIAEA定例理事会が出した決議は、イランに対し、その中で申し立てられている「情報に基づくIAEAへのさらなる協力の法的義務や責務」を生み出すものではないのです。

 

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